クリニック向けRedcord研修|レッドコードをリハビリ現場でもっと身近な存在に

昨日、岐阜市内の整形外科で、リハビリスタッフの皆さんを対象に、Redcord(レッドコード)の研修を行いました。

今回の研修で大切にしたのは、たくさんのテクニックを覚えることではありません。

「Redcordって、思っていたより使いやすい」

まずはそう感じてもらうことです。

導入したけれど、なかなか使いこなせない

Redcordは、リハビリテーションやトレーニングの現場で非常に幅広く活用できるツールです。

一方で、実際の現場では、

「導入したものの、使い方が限られている」

「使えるスタッフが一部に限られている」

「どう臨床に落とし込めばいいのか分からない」

といったケースも少なくありません。

機器そのものには可能性があるのに、“使いこなすまでのハードル”が、その可能性を狭めてしまっている。

これは、とてももったいないことだと思っています。

Redcordは「第三の手」になる

今回の研修では、できるだけ実際にRedcordに触れて、動かして、身体で違いを感じてもらう時間を多くしました。

コードの長さや身体の位置、支持する場所など、ちょっとした設定を変えるだけでも運動の負荷や難易度は変わります。

同じように見える運動でも、設定によって「こんなに身体の感じ方が変わるんだ」ということを実際に体験してもらいました。

そして、もう一つ伝えたかったのが、

Redcordを「第三の手」として考えること。

リハビリでは、患者さんの身体を支えながら動いてもらったり、動きを誘導したりする場面がたくさんあります。

そんなときにRedcordが身体の一部を支えてくれれば、療法士自身は別の部分を見ることができます。

「自分一人で全部やらなくてもいい」

そう考えると、Redcordは特殊なトレーニング機器ではなく、私たちの臨床を助けてくれる存在になります。

「使い方」だけでなく、「安全に使うためのコツ」も

今回の研修では、こちらから一方的に使い方を説明するだけではなく、スタッフの皆さんが実際にRedcordを扱っている様子も見させてもらいました。

コードの捌き方やスリングの扱い、身体へのセッティングなど、実際に操作しているところを見ながら、

「ここはこうすると、もっとスムーズに扱えます」

「このセッティングの場合は、こういったリスクが考えられます」

「ここは患者さんの安全のためにも注意した方がいいですね」

といった、実際に日頃からRedcordを使っている立場だからこそ伝えられるポイントも、その場でアドバイスさせてもらいました。

Redcordは身体を支えてくれる非常に便利な道具ですが、セッティングや使い方によっては注意しなければならないこともあります。

だからこそ、単にエクササイズの種類を覚えるだけではなく、

「なぜこのセッティングにするのか」
「どこにリスクがあるのか」
「どうすれば安全に、スムーズに使えるのか」

というところまで理解してもらうことが大切だと考えています。

まずは「自分たちを助けてくれる道具」と感じてもらう

研修の最初は、コードの扱いや高さの調整などに少し戸惑う場面もありました。

でも、実際に何度も触って、動かして、自分自身でも体験していくうちに、少しずつ扱いがスムーズになっていきました。

Redcordを使えるようになるために、最初から難しいテクニックを覚える必要はありません。

まずは触ってみること。

そして、

「これなら臨床で使えそう」
「この場面ならRedcordに助けてもらえそう」

と、Redcordを“自分たち療法士の助けになる道具”として感じてもらうこと。

そこが、Redcordを現場で活用していく最初の一歩だと思っています。

「導入して終わり」にしないために

今回の研修を通して、改めてRedcordは「導入すること」よりも、導入した後にどう現場へ定着させるかが大切だと感じました。

一度の研修で、すべてを使いこなせるようになる必要もありません。

日々の臨床の中で、

「この患者さんならどう使えるだろう?」

「この運動をRedcordでサポートしたらどうなるだろう?」

そんな発想が自然に生まれるようになること。

そして、分からないことや不安なことが出てきたときに、確認しながら少しずつ使い方を広げていくこと。

その積み重ねが、Redcordを本当の意味で“現場の道具”にしていくのだと思います。

KEEL BODYWORKでは今後、Redcordを導入している医療機関やリハビリ施設に対して、単発の研修だけではなく、現場で安全に、そして実際に使い続けられるところまでサポートする仕組みも作っていきたいと考えています。

Redcordが、一部の専門家だけが使う特別なものではなく、

療法士をはじめ、リハビリに関わる人たちの日常を少し楽にしてくれる道具になる。

そんな現場を増やしていけたらと思います。


KEEL BODYWORK(キールボディーワーク)

岐阜市加納にある「ケア」と「トレーニング」を行うフィジカルマネジメントスタジオです!

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