外反母趾は筋力で改善する?理学療法士が自分の足で実感した3つのステップ
「外反母趾ですね。」
そう診断されたことがある方は少なくないと思います。
「もう治らないもの」
「遺伝だから仕方ない」
「痛みが出たらインソールで付き合っていくしかない」
そんな説明を受けた経験はありませんか?
実は私自身も外反母趾です。
高校時代、野球に打ち込んでいた私は、練習が終わる頃になると親指の付け根が強く痛み、足を着くのもつらいほどでした。
整形外科を受診すると、外反母趾と診断され、インソールを処方されました。
「負担を減らしながら様子を見ましょう。」
当時はその治療に疑問を持つこともなく、言われた通りに過ごしていました。
もちろん、インソールには足への負担を軽減する大切な役割があります。
しかし、理学療法士になり、足について学び、自分自身の身体と向き合うようになって感じたことがあります。
私がこの記事で一番伝えたいことがあります。
「足の本来の力を取り戻せば、外反母趾の改善余地は十分にあるということです!」
外反母趾の本当の原因は何でしょうか?
外反母趾になる原因として、
遺伝
ハイヒール
幅の狭い靴
などがよく挙げられます。
遺伝の可能性はないとは言い切れませんが、
私はこれまで、外反母趾の赤ちゃんは見たことがありません
ただ、親の姿勢に近づいて影響を受ける可能性は大いにあると思います。
生まれつきよりも、成長の過程や生活習慣、歩き方などの影響が大きいと私は考えています。
「靴」これらは外反母趾を悪化させる要因にはなります。
しかし、私はそれ以上に重要なのは、
足の筋力が低下し、本来足が持っている機能を失ってしまうこと
だと考えています。
さらに、歩き方のクセが加わることで、親指に何千回、何万回とストレスが積み重なり、少しずつ変形が進んでしまいます。
つまり、
歩くたびに外反母趾を進める歩き方になってしまっている可能性があるのです。
私自身が足と向き合って気づいたこと
少し意外かもしれませんが、
私自身が本格的に足のトレーニングを始めたのは30代後半でした。
KEEL BODYWORKを立ち上げる頃、
改めて足の重要性に気付き、自分の足と向き合うようになりました。
そこで感じたことがあります。
足は鍛えられる。
そして、
外反母趾だからと諦める必要はない。
もちろん一日で変わるものではありません。
でも、足は正しく刺激を与えれば少しずつ反応してくれます。
私が実践している外反母趾改善の3ステップ
STEP1 まずは自分の足をチェックする
最初に確認してほしいことがあります。
あなたの足の指は全部開きますか?
特に親指と人差し指の間は十分に開くでしょうか?
もし全く開かなかったり、動かそうとしても動かないのであれば、それは筋肉が十分働いていないサインかもしれません。
まずは自分の現在地を知ることがスタートです。
ここに、外反母趾改善STEP1「まずは自分の足をチェックする」のリンク貼り付け
STEP2 足を柔らかくする
足は片足だけで26個もの骨があります。
これだけ多くの骨が組み合わさることで、
衝撃を吸収し
バランスを取り
身体を支えています。
ところが、多くの人の足は硬くなり、それぞれの骨が十分に動けなくなっています。
まずは手を使ってでも構いません。
一本一本の足指を優しく開き、
足全体の動きを取り戻していきましょう。
大切なのは、
「正しい位置に積み重なる足」を作ることです。
ここに、外反母趾改善STEP2「足を柔らかくする」のリンク貼り付け
STEP3 眠っている筋肉を目覚めさせる
親指を開く筋肉があります。
その名前は
母趾外転筋(ぼしがいてんきん)
です。
この筋肉がうまく働かないことで、
親指は少しずつ内側へ引っ張られてしまいます。
最初は動かなくて当然です。
私は患者さんにも
「眠っている筋肉にもう一度命を吹き込むようなイメージです。」
とお伝えしています。
手を使っても構いません。
まずは母趾外転筋に力が入る感覚を覚えることから始めましょう。
そして、
その親指が開いた状態で床を踏めるようにする
これが、最大に大事です!
親指が然るべきポジションで、然るべき方向に踏み込めるか
ここまでできるようになると、
歩くときの安定感は大きく変わってきます。
歩くたびに親指が仕事をする。
その積み重ねが、
外反母趾の進行を防ぐことにもつながります。
ここに、外反母趾改善STEP3「眠っている筋肉を目覚めさせる」のリンク貼り付け
インソールだけでは足は育たない
ここで誤解していただきたくないのですが、
私はインソールを否定しているわけではありません。
痛みが強い時期や、負担を減らすためには、とても有効な選択肢です。
しかし、
インソールは足の代わりに働いてくれる道具であって、足の筋肉そのものを鍛えてくれるわけではありません。
だからこそ、
支えてもらいながらも、
自分の足を育てることが大切なのです。
最後に
もし高校生だった頃の自分に一つだけ伝えられるなら、
私はこう言います。
「外反母趾だからと諦めなくていい。足は変えられる。」
今、外反母趾で悩んでいる方にも同じことを伝えたいと思っています。
痛みを我慢するだけでもなく、インソールだけに頼るだけでもなく、自分自身の足を育てるという選択肢を知ってほしい。
足は何歳からでも変わります。
私自身がそうでした。
そして、多くのクライアントも変わってきました。
次回は、改善の第一歩となる
「あなたの足の指は本当に開きますか?」
を一緒にチェックしていきましょう。
KEEL BODYWORK(キールボディーワーク)
岐阜市加納にある「ケア」と「トレーニング」を行うフィジカルマネジメントスタジオです!
体幹トレーニングができるREDCODE(レッドコード)や足裏感覚を鍛えるNABOSO(ナボソ)で、スポーツでの怪我や慢性的な痛みを予防して、健康な身体を一緒に作りましょう!
理学療法士の資格を持つコンディショニングトレーナーがお客さまの体調や、目標に合わせて最適なトレーニングをご提案させていただきます。
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