外反母趾改善 STEP1|30秒でできる!自分の足チェック
あなたの足の指は、本当に開きますか?
外反母趾を改善したい。
そう思ったとき、
「どんなストレッチをすればいいの?」
「どんなトレーニングをすればいいの?」
と、まず「何をすればいいのか」を考える方が多いのではないでしょうか。
でも、その前にやってほしいことがあります。
それは、
自分の足が今、どんな状態なのかを知ること。
これが、私が考える外反母趾改善のSTEP1です。
外反母趾というと、どうしても「親指がどのくらい曲がっているか」という見た目に目がいきます。
でも、チェックしてほしいのは形だけではありません。
自分の力で足の指を動かせるのか?
そして、
体重をかけたときに足の形がどう変わるのか?
この2つも、とても大切です。
今回は、自宅でたった30秒でできる3つの足チェックをご紹介します。
靴下を脱いで、一緒にやってみましょう。
30秒でできる!3つの足チェック
やることは、とてもシンプルです。
CHECK 1|裸足になって足の形を見る
CHECK 2|足の指を扇形に開いてみる
CHECK 3|体重をかけて、もう一度見る
この3つだけです。
チェックするときは、必ず右足と左足の両方を見てみてください。
足の形、指の動かしやすさ、体重をかけたときの変化など、意外と左右で違っていることがあります。
それでは、30秒だけ自分の足と向き合ってみましょう。
CHECK 1|裸足になって足の形を見る
まずは椅子などに座って、足に体重があまりかかっていない状態で、自分の足を見てみます。
普段、自分の足をじっくり観察することは意外と少ないものです。
まず見てほしいのは親指の位置。
親指は、どのくらい人差し指側へ曲がっているでしょうか?
親指と人差し指の間に隙間はありますか?
親指の付け根は内側へ出っ張っていませんか?
ここでは、良い·悪いを判断する必要はありません。
まずは、
「これが今の自分の足なんだ」
と知ることが大切です。
このあと体重をかけた状態と比較するので、今の親指の位置や足の形を覚えておきましょう。
スマートフォンで真上から写真を撮っておくのもおすすめです。
CHECK 2|足の指を扇形に開いてみる
次は、足の指を動かしてみましょう。
手は使わずに、
5本の足指を、自分の力でそれぞれ離すように広げてみてください。
どうでしょうか?
ここで特に注目してほしいのが、親指と人差し指の間です。
親指を自分の力で外側へ動かして、隙間を作ることができますか?
そして、
5本の足指が扇を広げたように、それぞれしっかり離れて開くことができればパーフェクトです!
一方で、
「全然開かない」
「親指だけ動かない」
「他の指まで一緒に動いてしまう」
「動かしているつもりなのに、ほとんど動いていない」
という方もいると思います。
でも、今できなくても大丈夫です。
親指を開くための筋肉がある
親指を外側へ動かすために働く筋肉の一つに、
母趾外転筋(ぼしがいてんきん)
があります。
外反母趾の方の足を見ていると、この筋肉をうまく使えず、自分の力では親指をほとんど開けないことがあります。
つまり、外反母趾を見るときには、
「親指がどのくらい曲がっているか」という形だけでなく、「親指を自分の力で動かせるか」という機能を見ることも大切です。
今は開かなかったとしても問題ありません。
ここでは、
「自分の足を、自分の力でどのくらい動かせるのか」
を確認してみましょう。
CHECK 3|体重をかけて、もう一度見る
最後に立ち上がります。
今度は足に体重をかけた状態で、もう一度親指の位置を見てみてください。
CHECK 1で座っていたときと比べてどうでしょうか?
体重をかけたことで、親指がさらに人差し指側へ倒れていませんか?
座っているときにはそれほど外反母趾が目立たなかったのに、立った途端に親指が大きく内側へ倒れてくる方もいます。
このように、体重をかけたときに変化が大きくなる場合、私は、
足を支える筋肉の力や、体重がかかったときに足の形を保つ機能が十分に働いていない可能性
も考えます。
なぜ、このチェックが大切なのでしょうか?
私たちは、歩くときには当然、足に体重をかけています。
座っている状態できれいな足に見えても、体重をかけるたびに親指が内側へ倒れてしまえば、歩くたびにそこへストレスが加わる可能性があります。
だから外反母趾を見るときは、
「止まっている足の形」だけではなく、「体重がかかったときに足がどう変化するか」
まで見てほしいのです。
あなたの足はどうでしたか?
30秒のチェックをもう一度整理してみましょう。
① 裸足になって、体重がかかっていない状態の足を見る
↓
② 自分の力で、足指を扇形に開いてみる
↓
③ 立って体重をかけ、足の形がどう変化するかを見る
そして、3つすべてで左右の違いも確認する。
これが今回やってほしい足チェックです。
ここで大切なのは、
「できたから良い足」
「できなかったから悪い足」
と決めつけることではありません。
一番大切なのは、
「自分の足は今、どうなっているんだろう?」
と知ることです。
「できない」に気づくことが、改善への第一歩
今回チェックしてみて、
「足指が全然開かなかった」
「親指だけ動かせなかった」
「体重をかけると親指がさらに内側へ倒れた」
という方もいると思います。
でも、それに気づけたこと自体が大切です。
私自身、本格的に自分の足と向き合い始めたのは30代後半でした。
そこから足について学び、動かし、刺激を入れながら、少しずつ足本来の機能を取り戻してきました。
だから私は、
「今できない=これからもできない」ではない
と考えています。
まずは自分の現在地を知る。
そこから、少しずつ動ける足をつくっていけばいいのです。
次は「鍛える」……ではありません
では、
「足指が開かなかったから、さっそく筋トレをしよう!」
と思うかもしれません。
でも、私はその前にもう一つ大切なステップがあると考えています。
それが、
足を柔らかくすること。
足には、片足だけで26個もの骨があります。総論でも、この26個の骨が組み合わさって衝撃を吸収し、バランスを取り、身体を支えていることをお伝えしました。
まずは、それぞれの骨が動ける状態をつくる。
そのうえで、筋肉を使えるようにしていく。
私が大切にしているのは、
チェックする → 柔らかくする → 筋肉を使えるようにする
という順番です。
次回は、
外反母趾改善 STEP2
「足を柔らかくする」
について詳しくお伝えします。
まず今日は、30秒だけで構いません。
靴下を脱いで、自分の足を見てみてください。
あなたの足の指は、扇形にしっかり開きますか?
そして、
体重をかけたとき、あなたの親指はどう変化しますか?
自分の足を知ること。
そこから、外反母趾改善の第一歩を始めてみましょう。
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