「J:COM meets Femtech!in 福岡」 にお呼び頂き、骨盤底筋の大切さ、エクササイズの実践を伝えてきました
6月19日(木)、福岡で開催された「J:COM meets Femtech!in 福岡」keel bodyworkでは、理学療法士の立場から「骨盤底筋」をテーマに、骨盤底筋の大切さをお伝えするのと共に、実技ワークショップを担当させていただきました。
骨盤底筋ってなんだろう?
見えないけれど、大切な“身体の土台”
「骨盤底筋」という言葉は聞いたことがあっても、
どこにあって、どんな役割をしているのかを正しく知っている人は少ないかもしれません。
骨盤底筋は、骨盤の底にあるインナーマッスルで、
内臓を支える・排泄をコントロールする・姿勢を安定させるなど、日常生活に欠かせない役割を担っています。
特に女性は、以下のような要因で骨盤底筋が弱くなりやすく、注意が必要です:
妊娠・出産による過度な負荷
姿勢の乱れ(猫背・骨盤の後傾など)
加齢やホルモンバランスの変化
便秘や開腹術後の癒着など
骨盤底筋がうまく働かなくなると、
尿もれ、臓器脱、腰痛、姿勢不良、性機能障害などにつながることもあります。ワークショップではこんなことをお伝えしました
今回のセッションでは、まず以下のような知識面を整理:
骨盤底筋が弱る理由
骨盤底筋が弱ると起こるリスク
姿勢と骨盤底筋の関係
骨盤底筋を意識しやすい姿勢(うつ伏せ・四つ這いなど)
そして、後半では実技を通して:
「効いている感覚」をつかむ
呼吸との連動(息を吐きながら引き上げる)
骨盤底筋のセルフチェック方法
「自分に合う効かせ方」を探す
を体験していただきました。
参加された方からは、
「初めて“ここだ!”って感覚がつかめた」
「今までただ締めることばかり考えてたけど、“引き上げる”って感覚が全然違う」
などの声もあり、大変好評でした。
骨盤底筋ケアはすべての人に必要です
「フェムテック」という言葉により、
女性特有の健康課題に注目が集まるのはとても良い流れです。
ですが、骨盤底筋ケアは決して“女性だけのもの”ではありません。
男性にとっても、腰痛や尿失禁、性機能に関わる重要な筋肉です。
そして何よりも、年齢や性別にかかわらず、体の内側に目を向ける習慣を持つことがウェルビーイングの第一歩。
今回のイベントを通して、そのことが少しでも多くの方に伝わっていれば嬉しく思います。
ご来場ありがとうございました!
このような素晴らしい機会をいただき、心から感謝しております。
また次のイベントやワークショップでも、皆さまと“体との対話”を続けていければと思います。
KEEL BODYWORK(キールボディーワーク)
岐阜市加納にある「ケア」と「トレーニング」を行うフィジカルマネジメントスタジオです!
体幹トレーニングができるREDCODE(レッドコード)や足裏感覚を鍛えるNABOSO(ナボソ)で、スポーツでの怪我や慢性的な痛みを予防して、健康な身体を一緒に作りましょう!
理学療法士の資格を持つコンディショニングトレーナーがお客さまの体調や、目標に合わせて最適なトレーニングをご提案させていただきます。
腰痛や膝痛や肩こりなど慢性疼痛緩和、姿勢改善、パフォーマンスアップ。扁平足、外反母趾、浮き指など足の問題にお悩みの方はぜひお気軽にお問合せください♪