Road to KEEL vol.3 初めての就職と人生の転機

初めての就職は地元である四日市市にある整形外科に力を入れている一般病院に理学療法士として就職した。回復期病棟と言ってリハビリに力を入れる病棟もあり、整形疾患のリハビリと向き合うにはこれ以上ない環境。そして、活気的な先輩や同期、後輩に恵まれ、今思い返しても最初の就職先がそこで良かったと思っています。

さらに、そこの先輩が院外の活動で高校野球のコンディショニングに携わっているということでついて回っていた。怪我をした後の「リハビリ」、怪我をする前の「障害予防」この2つを一緒に経験できるなんて。つくづく思う、僕は運が良い。

興味のある勉強会には片っぱしから参加して、病院では病気や怪我を診るのではなく患者さんを診るように心がけ、少しずつ自信をつけながら経験を積んできたのですが、その時は来てしまいました。

人生の転機

良い方ではない、悪い方の転機・・・

腰から右のお尻のあたりにかけて今まで感じたことのない痛み・・・

太ももから足にかけての痺れと感覚の鈍さ・・・

授業や教科書では習っていた・・・

コルセットして、痛み止めを飲んで・・・

症状緩和を望んでいたけど・・・

症状は徐々に進み、筋力低下までも・・・

歩くときには踏ん張りが効かなくなり・・・

つま先立ち(背伸び)は皆無・・・

腰椎椎間板ヘルニア・・・

このまま一生、感覚や筋力が戻らないかも・・・

今まで当たり前にできていたことが、これからずっとできないかも・・・

このまま理学療法士は続けられないかも・・・

病院という職場で病気や怪我、障害を目の当たりにしていたのに・・・

患者さんに寄り添って考えていたつもりなのに・・・

障害予防が大事って言っていたのに・・・

きっと自分とは縁のない他人事として考えていたのでしょうね

お恥ずかしいことに

症状も酷かったので思い切って手術に踏み切りました、怖かったんですけどね。本当に戻るのか?とか、もっと悪くなったらどうしようとか。

手術は無事に成功し、徐々にではありましたが、筋力低下や感覚障害の症状も良くなり、普通に生活して、仕事して、遊んでって日常に戻ることができました。

「健康体って当たり前のように思っていたけど、そうじゃない」

もともと好奇心旺盛な方ではありましたが、この転機を経て、ここから僕のあんなことしたり、こんなことしたりの人生模索の冒険は進み出しました。当時は今の姿を想像すらしていなかったけど、今思い返すと確実にこの出来事がKEELの第0章のスタート。

続く


KEEL BODYWORK(キールボディーワーク)

岐阜市加納にある「ケア」と「トレーニング」を行うフィジカルマネジメントスタジオです!

体幹トレーニングができるREDCODE(レッドコード)や足裏感覚を鍛えるNABOSO(ナボソ)で、スポーツでの怪我や慢性的な痛みを予防して、健康な身体を一緒に作りましょう!

理学療法士の資格を持つコンディショニングトレーナーがお客さまの体調や、目標に合わせて最適なトレーニングをご提案させていただきます。

腰痛や膝痛や肩こりなど慢性疼痛緩和、姿勢改善、パフォーマンスアップ。扁平足、外反母趾、浮き指など足の問題にお悩みの方はぜひお気軽にお問合せください♪

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